2024年に79歳を迎えた現在もなお、美しさと輝きを放つ吉永小百合さん。
時を超えた若さと品格を兼ね備え、現役で第一線に立つその姿には、多くの人々が目を奪われていることでしょう。
そんな彼女について関心が高いのが、彼女の収入やCM出演料に関する情報。長いキャリアを誇る彼女の年収は業界でもトップクラスで、CM出演料も他の追随を許さないと言われています。
また、吉永さんが所有する自宅や別荘の情報も気になる方が多いでしょう。
この記事では、吉永小百合さんの2024年の収入の詳細、さらには複数所有しているという不動産についても迫り、彼女のライフスタイルや活躍の秘密に迫ります。
目次
吉永小百合の推定年収は1億円
画像出典:文春オンライン
吉永小百合さんの推定年収は、なんと1億円を超えると言われています。
50年以上もの長きにわたり、スター女優として活躍し続ける彼女には、豊富な経験と揺るぎない実力が備わっており、年収の多くは映画やCM出演によるものです。
たとえば、2023年公開の映画『こんにちは、母さん』でも、彼女の高い演技力が再評価され、かなりのギャラを得たと推測されています。
さらに、吉永さんのCM契約は高収入の大きな柱です。1本あたり数千万円から1億円に達する契約料が動くとされ、特にキリンビールやJR東日本といった大手企業との契約は年収をさらに押し上げる要因になっています。
収入源①:CMの出演料
吉永小百合さんのCM出演料は、1社あたり年間推定1億円を超えるとされています。
2024年には、JR東日本の「大人の休日倶楽部」、五島の椿化粧品、三井不動産レジデンシャルなど、複数の企業のCMに出演されました。
これらの契約により、年間で約3億円の収入を得ていると推測されます。
吉永さんの高い知名度と信頼性は、企業のブランドイメージ向上に大きく寄与し、その結果として高額なギャラが支払われています。
彼女の出演は、幅広い層へのリーチを可能にし、企業にとって非常に価値のある存在となっています。
女性タレントCMギャラリストで堂々の1位を獲得
画像出典:NEWSポストセブン
2022年、吉永小百合さんは週刊誌による「女性タレントCMギャラリスト」1位に輝きました。
大坂なおみさんや渋野日向子さんといった世界で活躍する新世代のスポーツ選手たちと並ぶ快挙を成し遂げたことは、まさにその存在感を証明しています。
他の著名な女優陣を抑えての1位は、長年のキャリアで培った信頼と品格が評価された結果でしょう。こうした業界内での圧倒的な存在感は、大御所・吉永小百合さんならではと言えます。
収入源②:映画の出演料
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吉永小百合さんの映画出演は、長年にわたって主要な収入源として支えられてきました。
1本あたり約1000万円と推測される出演料は、彼女のキャリアと実績を反映した額であり、特に大作や話題作でのギャラはさらに高額になることが多いようです。
時代やジャンルを問わず多彩な役柄を演じてきた吉永さんは、まさに一流の大女優。
そのため、2023年の映画『こんにちは、母さん』でも、高い出演料を得たと考えられます。
こうした待遇は、彼女のキャリアがもたらす信頼感と作品の品質への保証にもつながっており、映画製作側からも非常に価値ある存在として認識されています。
収入源③:ラジオの出演料
吉永小百合さんのラジオ出演料は年間で約50万円とされており、現在はTBSラジオのレギュラー番組『今晩は吉永小百合です』に出演しています。
このラジオ番組は、ファンとより深く交流できる大切な場として続けられ、吉永さんの親しみやすい人柄が視聴者に伝わりやすい媒体です。
収入源④:テレビドラマの出演料
吉永さんは映画を中心に活動されているため、テレビドラマへの出演は少なく、最後に出演したのは1989年のフジテレビ系ドラマ『春までの祭』でした。
当時、1話あたりの出演料は約650万円とされ、彼女の人気と実績が反映されたものでしたが、近年はドラマ出演による収入はありません。
「テレビは一瞬だが、映画は50年、100年と残るもの」との信念で映画をメインに活動する彼女は、この専念によって自身のブランド力と市場価値を高く保ち続けているのです。
映画やCMから得る収入が大きいため、年収に影響を及ぼすことはほとんどないようです。
吉永小百合の生涯年収は50億円以上とウワサされている
吉永小百合さんの、現在までの生涯年収は50億円を超えているともウワサされています。
特に、1960年代から70年代の若手スター時代には大きな活躍を見せ、さらに1985年から2004年の20年間で推定35億円以上を稼ぎ出したと言われています。
その後も、国内トップクラスの出演料が必要とされる女優の一人として君臨していることから見ても、この金額は現実的と言えそうですね。
さらに、吉永さんのご主人は元フジテレビ会長の岡田太郎さん。岡田さんも相談役にまで出世した実力派で、2人にはお子さんがいないことから、夫婦で築き上げた資産はかなり大きなものだと考えられます。
過去に「ミヤネ屋」などの情報番組で紹介された「芸能人の生涯収入ランキング100」では、1985年~2004年の20年間で吉永さんは第24位にランクイン。
1位 96億6270万円 小室哲哉
2位 74億1447万円 石橋貴明(とんねるず)
3位 69億3780万円 桑田佳祐(サザンオールスターズ)
4位 64億4151万円 稲葉浩志(B’z)
5位 62億1399万円 松本孝弘(B’z)
(省略)
24位 35億9379万円 吉永小百合
ランキングの上位に小室哲哉さん、石橋貴明さん、桑田佳祐さんなどの名前が並んでいることからも、業界全体のスケールの大きさが伺えます。
吉永小百合が売れたきっかけ:清純派女優としての躍進
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吉永小百合さんのキャリアを大きく飛躍させたのが、若き日の日活映画でのブレイク。
アクション作品が主流だった時代に、彼女は「純愛」や「青春」を描いた作品で新しい風を巻き起こし、一躍時代の顔となりました。
彼女の芸能界入りのきっかけは、11歳の学芸会。そこで芝居の魅力に触れたことが、彼女を芸能の道へと導き、親戚の勧めで受けたオーディションを機に、ラジオドラマ『赤胴鈴之助』でデビューを果たします。
その後、映画『朝を呼ぶ口笛』でスクリーンデビューし、さらに1962年の『キューポラのある街』では主演を務め、その演技力でブルーリボン賞主演女優賞を受賞。
これが彼女の女優人生における大きな転機となり、一気にトップ女優への道を駆け上がりました。
清純派女優としての魅力も、当時の日本映画界で絶大な人気を誇りました。『愛と死をみつめて』や『伊豆の踊子』といった浜田光夫さんとの共演作は大ヒットを連発し、多くのファンの心をつかみました。
映画界での活躍を経て、テレビ業界、歌手としても成功
その後も、映画だけにとどまらず、テレビやラジオ、CMでも幅広く活動。吉永さんの人柄に親しみを感じられる場としてファンに愛されています。
また、女優としてのプロ意識の高さ、深い役作りに励む姿勢は、1980年の映画『動乱』での経験以降、さらに強まったそうです。
その後は、作品を厳選しながら1年に1本ペースで出演するようになり、一つひとつの役に丁寧に向き合っています。
さらに、橋幸夫さんとデュエットした「いつでも夢を」がレコード売上300万枚を超える大ヒットを記録したことで、彼女の人気は国民的なものとなり、収入も大幅に増加。
女優の枠にとらわれない成功が、現在の地位を築く大きな一歩となりました。
役柄も時代とともに変化し、年齢を重ねた今では成熟した女性役も自然体で演じ、その演技は時代を超えて輝き続けています。
「今が旬」と思わせる存在感を常に持ち続けている吉永小百合さんは、日本映画界における真の象徴と言えるでしょう。
吉永小百合の保有資産
画像出典:KENの高級マンション情報
吉永小百合さんは、東京都内を中心に複数の高級不動産を所有していると噂されています。
自宅マンション
吉永さんは、代官山駅から徒歩1~2分の好立地にある高級マンションの最上階を所有しているとされ、価格は約1億円と噂されています。
実際、代官山でジョギングしている吉永さんを見かけたという情報もあり、静かで洗練されたエリアでのんびりとした時間を過ごしているのでしょう。
また、自由が丘に別の家を持っているのでは?ともささやかれています。
自由が丘の高級マンションは1億円から1億5000万円ほどといわれ、区民プールで吉永さんが目撃されたこともあるとか。
世田谷区の梅ヶ丘や二子玉川にも住まいを持っているという説もあり、こちらのエリアには約4億円の超高級物件が並びます。
彼女ほどのスターであれば、広々とした衣裳部屋や仕事部屋などを備えた家を持っているとしても、不思議ではありませんね。
軽井沢の別荘
さらに、吉永さんは軽井沢にも別荘を所有しているとされています。
軽井沢は多くの著名人や富裕層が別荘を構える高級避暑地として有名で、別荘価格も数億円に上ることが多い場所です。
地元の評判が高い「ツルヤ」という高級スーパーにも訪れる姿が見られるそうで、ここでは品揃えも豊富で品質も高いため、別荘を持つ人々に愛されています。
また、軽井沢で撮影されたとされる吉永さんのポスターがあり、風景の美しさと優雅なライフスタイルが感じられる一枚に仕上がっています。
軽井沢の爽やかな空気と美しい景観が、彼女の上品で落ち着いたイメージにぴったりと溶け込み、吉永さんの作品やイメージにも自然に調和していると感じられます。
女優「吉永小百合」を支えた夫の存在
吉永小百合さんの夫であった岡田太郎さんは、元映画プロデューサーとして知られ、長年にわたり吉永さんの活動を支えてきた大切な存在です。
1973年に結婚したお二人は、互いに寄り添い、深い絆で結ばれたパートナーとして生活を共にしてきました。
岡田さんは、吉永さんのキャリアを理解し、どんな時もその活動を支えていたそうです。
吉永さんが多忙な女優業に邁進できたのは、岡田さんの理解とサポートがあったからこそといえるでしょう。
2012年に岡田さんが亡くなられてからも、吉永さんは彼の思いを胸に抱きながら、女優業と社会活動に一層の情熱を注ぎ続けています。
今でも、彼との深い絆が彼女の心の支えとなり、その存在は吉永さんの内面に息づいているようです。
吉永小百合の生活スタイル、お金の使い道
吉永小百合さんは、まさに大スターでありながらも、どこか親しみやすさを感じさせるシンプルな日常生活を送っていることで有名です。
もちろん、彼女にも生活費がかかるのは当然ですが、そのライフスタイルは驚くほど庶民的で、誰もが共感できる一面があります。
コンビニの冷やし中華
たとえば、吉永さんは普段のランチにコンビニで「ミニサイズの冷やし中華」を選ぶことがあるそうです。
彼女がこの手軽な冷やし中華を好むのは、そのサイズ感と気軽さが、ちょうどよく日常にフィットしているからだとか。
この一面だけでも、彼女が華やかなスターでありながら、日々の生活をシンプルに楽しんでいることが伝わってきます。
吉永さんは食事をとても大切にしている方として知られており、バランスの取れた健康的な食生活を心がけているそうです。
愛車
吉永小百合さんの愛車として特に有名なのが、1961年に日産から発売された「ダットサン・ブルーバード ファンシーDX」です。
この車は、日本初の女性仕様車として一世を風靡した一台で、吉永さんのエレガントなライフスタイルにぴったりと寄り添っています。
ブルーバード ファンシーDXは、女性のために特別な装備が施されているのが魅力。
車内には一輪挿しやハイヒール立て、カーテンなど、細部にわたって女性の使い勝手が考えられており、当時としても画期的なモデルでした。
その後、2021年のインタビューで5年ほど前に免許を自主返納していること明かしているため、現在は愛車を手放しているのではないかと思われます。
電車移動
彼女は免許を返納したあと、移動には電車や地下鉄を利用するというスタイルを続けています。
「移動もまた、生活の一部」と語る彼女は、公共交通機関を好んで使い、気負わず自然体で街に溶け込んでいるようです。
ファンや通りすがりの人々からも「電車の中で偶然見かけた」「とても親しみやすい雰囲気だった」というエピソードが聞かれ、彼女の飾らない人柄が伺えます。
スターという肩書に寄りかからない、その謙虚な姿勢に、多くの人が惹かれているのでしょう。
映画鑑賞、読書
吉永小百合さんの趣味であるという映画鑑賞。
幼い頃から今でも続く趣味だそうで、彼女の両親が彼女を映画館に連れて行ったことが、この情熱の始まりでした。
この幼い日の経験が、後に日本を代表する映画女優となるきっかけを作ったのかもしれません。
現在も、作品を通じて映画という文化を多くの人と分かち合い、同時にご自身も映画から新たな感動を得ることを大切にしているようです。
また、読書にも熱心で、自宅にはたくさんの書籍が揃えられているそうです。本の中に込められたさまざまな人生や歴史に触れることで、彼女は感性を磨き続けているのです。
社会活動、平和活動への貢献
さらに、吉永小百合さんは社会活動、とりわけ平和活動に情熱を注いでいます。
彼女は平和の尊さを伝えることを生涯のライフワークとして掲げており、1986年からボランティアで行っているという原爆詩の朗読を通じて、平和のメッセージを伝え続けています。
この活動では、戦争や災害を経験した子供たちの詩に込められた想いを、自らの声で世に届けることに力を入れています。
特に被災地の子供たちが綴った詩をCD化し、その収益を復興支援に充てるプロジェクトにも携わるなど、彼女の社会への貢献は心からのものであり、強い使命感を持って取り組んでいることがわかります。
吉永小百合の今後の活動
画像出典:ランランエンタメ
吉永小百合さんは、2025年秋に公開予定の映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』への出演が決まっており、この作品では登山家・田部井淳子さんの人生を描きます。
監督は阪本順治さんで、吉永さんが阪本監督とタッグを組むのは実に13年ぶりとのこと。新たな挑戦に胸を膨らませているようです。
日々の健康維持も大切にしており、週に一度ジムに通ってトレーニングに励んでいます。スクワットや腹筋といったメニューに取り組みながら、筋力を保つ努力を欠かさないとのこと。
また、最近は太極拳にも興味を持っているそうで、「自然でゆるやかな動きがいいわね、いつかやってみたい」と話しているそうです。
年齢とともにセリフを覚えるスピードがゆっくりになってきたと不安を口にする一方、「自分がやりたいと思う役に飛び込んでいくのが、これからの自分にとって大切なこと」と力強く語っています。
役に対する情熱と前向きな姿勢は変わらず、これからの活躍もますます楽しみですね。