2007年に映画『バッテリー』で主演としてデビューし、NHKの連ドラや大河ドラマでおなじみの林遣都さん。
修学旅行で訪れた東京でスカウトされたことをきっかけに芸能界入りしたという珍しい経歴の持ち主ですが、デビュー前の様子やデビュー後の学生生活が気になるという声が多いようです。
この記事では、林遣都さんの出身学校や学生時代のエピソードを解説していきます。
目次
林遣都の出身高校は比叡山高等学校
画像出典:みんなの学校情報
学科:普通科
偏差値:48~68(Ⅲ類)
所在地:〒520-0113 滋賀県大津市坂本4丁目3-1
在籍期間:2006年4月入学~2009年3月卒業
林遣都さんの出身高校である比叡山高校は、私立の男女共学の高校です。
延暦寺学園が運営している仏教系の高校で、プロ野球選手やバドミントン選手を多く輩出しているスポーツの強豪として知られています。
同校の著名人として、ロックバンド・UVERworldの真太郎さんや吉本新喜劇でおなじみの芸人・末成由美さんも比叡山高校の出身として知られています。
バンド仲間と同じ高校に入学
林遣都さんは中学3年生で芸能界入りしていますが、初めの頃は滋賀県内で高校に通いつつ、仕事の時だけ東京へ通っていました。
進学した理由については、中学3年生の時に友達とバンド活動を始め、メンバーで揃って同じ高校に進学して軽音楽部に入部していたことから、バンドを続けたいという思いがあったのかもしれませんね。
一方、高校1年生の時に映画『バッテリー』での主演をきっかけにアカデミー賞新人賞を受賞して俳優としてブレイクし、仕事が忙しくなったためバンドは活動休止したようです。
画像出典:X(旧Twitter)
映画『バッテリー』のオーディションでは3000名の応募があったそうですが、演技経験の無かったにも関わらず林遣都さんは主演に抜擢されました。
この映画は中学校の野球部が舞台となっていますが、林遣都さんが中学まで野球経験があったことも後押しとなったのかもしれませんね。
また、映画での活躍を母親がすごく喜んでくれたそうで
「母の笑顔が俳優業の支えになっていると思います」
と、後のインタビューで明かしています。
俳優生活を送りながらの高校生活に悩む
画像出典:X(旧Twitter)
映画『バッテリー』で有名になったことをきっかけに、高校を卒業するまでに以下の3作品に、いずれも主演として出演しています。
『ちーちゃんは悠久の向こう』
『DIVE!!』
『ラブファイト』
スポーツ映画への出演が多かったことから、撮影前にはプロのトレーナーから指導を受ける時間が多かったそうで、放課後は映画の役作りに向けたトレーニングに費やしていたそうです。
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東京での仕事だけでなく、役作りのために大阪のジムに通うこともあったそうです。
また、林遣都さんが通っていた比叡山高校をはじめ滋賀県では、芸能活動をする学生が少なく、周りから変わった目で見られることもあったそう。
自分だけが仕事中心の生活を送る中で、反抗期には周りと同じ学生生活を送れないことに苛立ち、母親が自分のことを調べているのを見つけたときに目の前でパソコンの画面を叩き割ったこともあったといいます。
画像出典:スポニチ
思春期に学生らしい生活を送れず、仕事と学業に追われて相当な苦労を抱えていたことが伺えます。
その後、林遣都さんが大学へ進学せずに上京して俳優活動を本格化させますが、高校時代に叩き割ってしまったパソコンへ、母親への感謝の思いをつづった手紙を挟んでいたことをテレビ番組で明かしています。
画像出典:Pinterest
母親は感動して、手紙を額縁に入れて大切にしているそうですよ。
高校時代から真剣に俳優活動に打ち込み、役を通してたくさんの経験をしてきたからこそ、幅広い演技を務められる俳優に成長したのかもしれませんね。
林遣都の出身中学は大津市立打出中学校
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偏差値:不明
所在地:〒520-0804 滋賀県大津市本宮2丁目46-1
在籍期間:2003年4月~2006年3月
林遣都の出身中学校である大津市立打出中学校は、地元である大津市内の公立中学校です。
林遣都さんのほかにも多くの有名人を輩出している学校で、元モーニング娘。の光井愛佳さんの出身校としても知られています。
学内バンドを結成
林遣都さんは中学3年生の時に友人とバンドを結成します。
林遣都さんはギターを担当していたそうですが、連続テレビ小説『べっぴんさん』へ出演した時にはドラマー役で出演しています。
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ドラムは未経験の状態から約1か月ほどの練習で撮影に挑んだそうですが、見事なドラムさばきを披露して話題となりました。
「人生をやり直すならバンドをやりたい」とも語っており、中学時代から音楽が好きなようです。
塾に通っており、成績が良かった
大津市立打出中学校は県内でも学力レベル高い中学校ですが、林遣都さんはクラスの中で成績が良かったといい、とりわけ英語は学年の成績トップにもなったことがあるほど得意科目だったそうです。
当時は進学塾「各成熟能開センター」に通っていたそうで、俳優デビューした後に同じ企業が開講する大学受験速習講座「マイ速」の広告に起用されています。
画像出典:X(旧Twitter)
修学旅行で訪れた渋谷でスカウトされる
中学3年生の修学旅行で東京に行き、渋谷駅で芸能事務所の人にスカウトされます。
旅行中の別行動の時間に同じ班の女の子達が「渋谷に行きたい」と言ったため渋谷駅へ行ったところ、たまたまスカウトされたそうです。奇跡的なめぐり合わせで俳優デビューのきっかけを掴んだのですね!
林遣都さんが声を掛けられたときには、周りにいた同級生がざわついたそう。林遣都さんが自身もその場では意味が理解できず戸惑ったといいます。
当時は芸能活動とは無縁で、事務所に入ってからも1人で東京に行くのが嫌で「辞めたい」と思うこともそうです。
中学時代は、俳優としての活動は行わず、ローティーン向けファッション誌『ラブベリー』のモデルとして活動していました。
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顔の表情の雰囲気は現在とあまり変わりませんが、あどけなさの残る少年らしさがありますね。
また、渋谷へ行きたいと言ってくれた女の子達と成人式で再会したそうで、渋谷駅へ行ってもらえたことを感謝していることとを伝えたといいます。
林遣都の出身小学校は大津市立逢坂小学校
画像検索:Google画像検索
偏差値:不明
所在地:〒520-0053 滋賀県大津市音羽台6-1
在籍期間:1997年4月~2003年3月
林遣都の出身小学校である大津市立逢坂小学校は、地元である大津市内の公立小学校です。
スポーツが得意で野球をしていた
画僧出典:ライブドアブログ
現在は俳優として様々なドラマで活躍する林遣都さんですが、小学生の頃は人見知りな性格だったそうです。
一方、スポーツが得意だったそうで小学生時代に野球をはじめ、練習に没頭していたといいます。チームでのポジションはセカンドでした。
大人になってからも野球はずっと好きだそうで、俳優仲間と草野球をすることがあるそうですよ。
思い出は給食の「麦ご飯」
画像出典:TBS
学校での思い出は給食だという林遣都さん。ドラマ『ブラックボード』(2012年)のインタビューで、週に3回出てくる麦ご飯が大人になってから懐かしく感じるようになったことを明かしています。
給食が出てきたのは小学校だけだったそうで、今でも外食で麦ご飯が出てくると懐かしく思いながら味わっているそうです。
林遣都は大学に進学していない
林遣都さんは、高校を卒業してから俳優活動に専念するため、大学へは進学していません。
高校時代の自由時間を犠牲にして演技に磨きをかけてきたことや、すでに東京で活動していたことから、上京して俳優として活動する道をえらんだようです。
この記事では、林遣都さんの出身学校、学生時代のエピソードを解説してきました。
高校時代から俳優として有名になり輝かしいようにも見える芸能生活ですが、学業との両立に苦労していたことが伺えます。
一方、中学時代まで野球を続けていたことが映画『バッテリー』での演技として注目されるきっかけとなったり、修学旅行での偶然が事務所のスカウトへつながるなど、学生時代の出来事が現在の俳優活動に結びついているようです。
俳優としての深みも増して、より幅広く活動されることが期待されますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。