元AKB48の初代総監督を務め、現在はタレントとして幅広く活動している高橋みなみさん。
彼女がグループに在籍していた頃は、スキャンダルとは無縁で、アイドルとしての役割を全うし、2016年4月に盛大な卒業を果たしました。
アイドルとして華やかな活動を続けていた一方で、「高橋みなみの母親が青少年保護育成条例に違反して逮捕された」というショッキングなニュースが2012年初めに報じられました。
高橋みなみさんの母親はなぜ少年事件に巻き込まれ、捕まってしまったのでしょうか。その背景と現在の状況を掘り下げていきます。
目次
高橋みなみの母・高橋ひとみのプロフィール
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高橋みなみさんは、両親と弟とともに4人家族で育ちました。
ご両親は2000年代半ばに離婚しており、ファンの間では2006年前後に離婚したのではないかと推測されています。母親の名前は高橋ひとみさん、弟はたかしさんです。
ひとみさんは23歳でみなみさんを出産し、離婚後はたかし君とみなみさんの二人を女手一つで育ててきました。
ひとみさんも若い頃に芸能界を目指していたそうですが、夢は叶わず、その思いをみなみさんに託したとされています。
父親が家を出てからは、みなみさんが母親や弟の生活を支える役割を担っていたようです。
過去にテレビ出演していた
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母ひとみさんは、かつて娘と一緒に熱海を旅行するというテレビ番組にも出演しており、ファンの間では有名な存在でした。
その番組では、親子が仲良く旅行を楽しむ様子が描かれており、ほっこりとした雰囲気が漂っていました。
みなみさんは、自分を一生懸命育ててくれた母をとても尊敬しており、雑誌のインタビューで「母の子育てを手本にしたい。祖母の代から受け継がれてきた『母の愛』を私も受け継ぎたい」と語っています。
このように、母親との絆がみなみさんの人生や考え方に大きな影響を与えていることが伺えます。
高橋みなみの母は、少年事件に巻き込まれて逮捕されていた
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2012年、週刊文春によって高橋みなみさんの母親が、青少年育成条例違反で逮捕されていたことが報じられます。
逮捕の理由は、15歳の少年と大人の関係を持ったこと。
このことは、関係を持ったと言われる少年が、後に傷害事件で逮捕されたときに携帯電話の履歴を調査されたことで明るみになりました。
携帯電話から高橋ひとみさんとの関係を裏付ける証拠が見つかり、事情聴取でそのことを問われた少年が自白したことで発覚したのです。
その後、ひとみさんは「青少年育成方条例違反」で逮捕。50万円の罰金刑を言い渡されました。
弟が不良少年と関わりを持っていた
15歳の少年は、高橋みなみさんの弟、たかしさんの同級生で地元でも有名なヤンキー少年だったそう。
たかしさんは中学1年生のころに、自身が高橋みなみさんの弟ということがバレてしまい、サインなどをねだられるようになります。
当時は、AKBがまさに大ブームのときでしたから、友達にお姉ちゃんのサインをせがまれて配ったりしていたようですが、注目の的になることに嫌気が差し、中学2年生の頃から学校を休みがちになります。
この頃からヤンキー少年とも関わり始めたようです。
実家が不良のたまり場になっていた
やがて、ヤンキー少年が、自宅に出入りするようになり、一時期は家が不良グループの溜まり場となっていたんだそうです。
高橋さんの両親はすでに離婚しており､父親のいない家庭ということもあり不良グループにとっては都合がいい場所だったのでしょう。
弟のたかしさんと不良グループは問題行動を起こすことが増え、その行動は日に日にひどくなるばかり。
近隣の住民が、のちのインタビューでその様子を以下のように語っています。
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不良少年から弟を守るため、母が行為に及んだ
ある日、弟のたかしさんが「グループを抜けたい」と言い出し、そのことがきっかけでヤンキー少年にいじめられるようになってしまいます。
挙句の果てには、ヤンキー少年が凶器をちらつかせ、弟を盾にして母親との関係を求めたそうです。
母親は、離婚してからシングルマザーとして子どもたちを大切に育てており、高橋みなみさんと弟を溺愛していました。
大切な息子と不良グループの関係を断ち切りたいという思いもあったでしょう。
ヤンキー少年からの行為を断りきれず、自宅やホテルで数回にわたって行為に及んだそうです。
【陰謀】AKBの圧力で報道規制がかかっていた？
当時、この事件はネットの一部で大きな炎上騒ぎとなりましたが、大手メディアである朝日新聞や読売新聞などは報じませんでした。
一部の週刊誌が「母親が15歳の少年を自分の車でホテルに連れて行った」と書いたのに対し、ネットメディアは控えめな報道にとどまりました。
そのため、「AKBの影響で報道が規制された」という陰謀説が飛び交っていました。
さらに、ある時期にアップされていた記事が突然削除されることもあり、ますます陰謀説が過熱。
AKB48が当時持っていた影響力が非常に強かったことから、「どんな報道もAKB側の圧力でコントロールされている」という噂が広がり、ネット上では炎上状態に。
しかし、この事件が報じられなかった理由は、必ずしも圧力だけではなかったようです。
高橋みなみの母は、実は被害者だったと言われている
先にご紹介した通り、ヤンキー少年は地元でも悪名高い存在で、最初の関係はほぼレ◯プだったといわれています。
その後、少年がくり返し母親を脅し、関係を迫るという状況が続いたとも言われています。つまり、母親は実質的に被害者に近い立場に追い込まれていたのです。
このことは大手メディアが詳細を把握していたため、高橋みなみさん側に同情的なスタンスを取るケースが多かったともいわれています。
また、ヤンキー少年がその後に捕まる可能性もあったことから、状況が進展するのを見守るメディアもあったのです。
事件後、高橋みなみが謝罪
2012年2月、週刊誌が高橋ひとみさんの事件を報じた際、高橋みなみさんはブログで誠実に謝罪の言葉を綴りました。
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逃げることなく素直に謝罪。
事件を知った当初、高橋みなみさんは「AKBを辞めなきゃいけない」とまで思い詰めていたと言われています。彼女にとっても、相当な精神的な負担があったのは間違いないでしょう。
ファンは事情を知っていた
しかし、多くのファンは母親の立場がむしろ被害者に近いことを理解しており、彼女を責めることはありませんでした。
また、弟も週刊誌の取材に対して、「なんで俺が記者なんかに答えなきゃいけないんだよ。お袋が逮捕されたのはおかしい。それだけだよ」と、母の逮捕に対する不満を明らかにしています。
一方、母親自身も「脅されて数回行為を持ってしまった。悪いことだとは思っていたけど…」とコメントし、根本的に自分が悪いとは言えない状況ではありつつも、反省の姿勢を見せていました。
この事件は非常に悲しいもので、脅されてそういった行為に至ってしまったのは本当に気の毒です。
もっと早く警察に相談していれば、この悲劇を防ぐことができたのかもしれません。
高橋みなみの母の現在について
2016年に発売された「新潮新書」によると、当時、高橋みなみさんの母親は、母子で50平米ほどのマンションに住んでいましたが、この事件が一家の生活を揺るがしかねないものであったため、すぐにマンションから引っ越したようです。
生活保護を受けているというウワサはデタラメ
その後、高橋みなみさんの母親がどうなったのかは不明ですが、生活保護を受けているという噂が一時期広まっていました。この噂の出どころは、2012年6月7日号の「週刊文春」だと言われています。
同誌は、AKB48メンバーのうち2人が生活保護を受けている可能性を指摘し、特に秋元才加さんの家族が過去にその支援を受けていたのではないかと名指しされました。
一方で、もう一人のメンバーとして高橋みなみさんの名前が挙がったのです。彼女の母親がシングルマザーで、さらに少年との事件で前科がついてしまったため、噂がさらに広まったのですね。
ただ、生活保護を受ける前には、家族からの支援が可能かどうかを確認する「扶養照会」という手続きがあります。
高橋みなみさんと母親は仲が良いとされているため、仮に生活が厳しかったとしても、彼女が母親をしっかり支えている可能性が高いです。
そのため、この生活保護の噂はデマの可能性が高いと言われています。
秋元才加さんの家族に関しても、生活保護を受けていたという話が一時期広まりましたが、本人がこれを否定しています。この話が高橋みなみさんの母親の件に飛び火してしまったのかもしれません。
高橋みなみの母に対する世間の声
高橋みなみの母については、逮捕されたことがテレビで報道されないことを疑問視する声が見られ、報道の少なさがメディアの自粛か、事務所の圧力なのか話題となっています。
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