コメディドラマからシリアスな役柄まで演じ、近年は主演映画『深夜食堂』のヒットが話題となった小林薫さん。
ドラマや映画での活躍が多い俳優さんですが、プライベートでの生活は謎が多い印象ですね。
ウワサでは馬主としての一面もあるんだそう。
小林薫さんの現在について詳しく解説していきます。
目次
小林薫・現在の活躍ぶり
俳優としての長年活動してきた小林薫さんですが、近年は声優やナレーターとしても活躍するなど幅広く活動されています。
13年ぶりにNHK朝ドラ出演!
画像出典:Mantanweb
伊藤沙莉さんが主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』へ出演されています。
小林薫さんは法学者の穂高重親(ほだか しげちか)役で登場しており、主役・寅子(ともこ)の生涯の師となります。
ドラマ撮影に際して小林薫さんはコメントを発表。
「キャスティングも楽しみな方たちばかりで、今からワクワクしています。現場の空気にも早く慣れて、足手まといにもならないよう努めたいと思っております」
小林薫さんが朝ドラへ出演するのは、2011年放送の『カーネーション』以来13年だそうです。
世間の反応
ファンの間では、大河ドラマ『平清盛』で活躍した松山ケンイチさんとの共演が待ち遠しいといった声が多いようですね。
連ドラ、大河ドラマでの活躍が印象的なおふたりですから、期待が高まります!
画像出典:X(旧Twitter)
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映画での活躍
画像出典:X(旧Twitter)
・『Dr.コトー診療所』
・『バ〇塗の娘』
・『首』
70歳を超えた今でも映画に多数出演されています。北野武さん監督の映画『首』では主役の徳川家康を演じました。
声優、ナレーターとしても活躍
画像出典:ナタリー
・『もののけ姫』ジコ坊 役
・『ゲド戦記』国王 役
・『君たちはどう生きるか』老ペリカン 役
・「岩合光昭の世界『ネコ』歩き」ナレーション
俳優としても活動にとどまらず、声優やナレーターとしても活動しています。特にジブリ作品については常連の声優として何度も参加しています。
競走馬を所有する馬主としての顔も持つ
画像出典:ふくふくブログ
小林薫さんは、馬主としても知られています。これまで累計44頭以上の馬を所有してきたそうですよ。
株式会社ほぼ日が運営するサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』の中でコピーライター・糸井重里さんと対談では、競走馬への愛を熱弁しています。
画像出典:ほぼ日刊イトイ新聞
知り合いに北海道の牧場を所有している人がいるそうで、その中を自分が所有している馬が走る様子を見て感動しているといいます。優雅すぎます!
競走馬の育成についても、レース前の馬は顔つきや雰囲気が違うそうで
「そういう馬ははっきりいって、なかなかもう僕らは近づけないですよ。」
と様子を語ります。競馬に対する熱い思いが伝わってきますね。
生い立ちから現在まで
画像出典:X(旧Twitter)
幅広く活躍する小林薫さんですが、活動のきっかけとなる俳優デビューまでについて見ていきましょう。
生い立ち
本名:小林薫(こばやし かおる)
生年月日:1951年9月4日
出生地:京都府京都市東山区
血液型:A型
学歴:京都府立洛東高校卒業
お兄さんが学生劇をやっていた影響で、中学生の頃から俳優になりたいと思っていたそうです。
高校生の頃は学生運動にのめりこんだことがきっかけで退学処分になり、この挫折がきっかけで俳優になろうと決意。
20歳で俳優として活動するために上京するときも、親は小林薫さんが本気で俳優を志しているのを分かっていたため強固に反対されることはなかったんだそう。
一応「よせ、行かないほうがいい」とは言われたものの
「わかった、わかった、そうだよな」と思いながら家を出たそうです。
状況劇場に入団
上京後は、1971年から1980年まで唐十郎さんが主宰する状況劇場に在籍。
退団するときには小林薫さんの才能を惜しんだ唐十郎さんが包丁をもってマンションに訪れたものの、身の危険を感じた小林薫さんが先に逃げ出したというエピソードがあるそうです。
今の時代では考えられない昭和エピソードですが、それだけの才能があったのでしょう。
状況劇場を退団後は、NHKドラマ『青春戯画集』で注目が集まり、テレビや映画に多く出演されました。
結婚事情
小林薫さんは、これまでに2回結婚されています。
1984年 中村久美
画像出典:はてなブログ
生年月日:1961年5月30日
身長:168cm
血液型:B型
出身地:東京都
馴れ初め:ドラマ『青春戯曲集』での共演
入籍:1984年~1995年
趣味:乗馬、茶道
職業:俳優
所属事務所:トリプルエー
1回目の結婚は、俳優・中村久美さんです。
1979年に大河ドラマ『草燃える』でデビューし、その後もドラマ『真田太平記』や連続テレビ小説『おひさま』(2011年後期)などで活躍しています。
おふたりは1981年にドラマ『青春戯曲集』での共演をきっかけに交際し、1984年に結婚。
結婚当時で小林薫さんが33歳、中村久美さんが23歳で10歳離れた年の差婚でした。
子供に恵まれず破局
美男美女夫婦として注目を浴びていたおふたりですが、結婚11年目の1995年に破局します。
理由について、一部報道で小林薫さんの女癖が悪かったことが原因と言われていますが、元妻・中村久美さんのコメントから子供に恵まれなかったことが本当の理由と思われます。
「私と結婚している時から、彼はずっと子供を欲しがっていました。でも、出来なかったので申し訳ないという気持ちでした。」
2009年 小梅(現妻)
画像出典:Yahoo!画像検索
生年月日:1973年6月4日
身長:162cm
出身地:東京都
入籍:2009年
職業:俳優、モデル、インテリアショップオーナー
所属事務所:元オスカープロモーション
2回目の結婚は、俳優・小梅さんです。
俳優としてNHKドラマ「怒る男・わらう女」、テレビ東京系ドラマ『東京センチメンタル』第8話などで活躍されているほか、インテリアショップ『BTR』も経営するなど多岐にわたって活動されています。
おふたりは2002年放送のドラマ『私立探偵 濱マイク』での共演をきっかけに交際をスタート。小林薫さんが一目惚れしたそうですよ!
7年間の事実婚生活を経て、2009年12月に結婚しました。
当時57歳で21歳差の年の差婚となり、ニュースでも大きく取り上げられました。
子供が1人いる
結婚した翌年(2010年)に第一子が誕生しました。いわゆるでき婚だったようです。
以前はお酒が大好きで「夜の帝王」と呼ばれたりしていたこともあったそうですが、お子さんが生まれてからはまっすぐ家に帰ることが多くなったそうですよ。
小林薫が今の若手俳優に思うこと
2023年9月1日公開の映画『バ〇塗りの娘』でのインタビューでは、若手の監督・鶴岡慧子さんを中心に若手俳優と共演した小林薫さん。
若手俳優の芝居の上手さについてコメントしています。
「今の若い役者さんたちは感性もいいし、芝居もうまい。非常にナチュラルな状態で芝居に入っていく人が多いからそこは感心しますね。僕らも学んでいかなきゃいけないと思うぐらいでした」
世代の違う俳優に刺激を受けながら、まだまだ現役俳優として活躍していきたい様子が見てとれます。
元気に見られたい
また、今でも俳優としての仕事を続けられる理由として
「ちょっと元気に見せておくのは大事かもしれないね。」
とコメント。
プライベートでは、電車で同世代の女性に肩を叩かれて「どうぞ」と席を譲られたそうで
「そういうこともあるんだなと思ってね。悔しいから、今度からは片足で立ってやろうと思っているんだ(笑)」
と、年配に見られたことに少し悔しがる様子も見せます。
役者として活動し続けるなかで、やはり体が健康であることは大切ですね!
今回は小林薫さんの現在について解説してきました。
俳優として半世紀以上活躍してきながら、衰えるどころかさらに活躍の場を広げているようにすら感じますね。
今後も健康第一で、名演技を残されることに期待しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!