17歳で芸能界デビューし、美しいルックスと毒舌による小悪魔スタイルで一世を風靡した加賀まりこさん。1964年の主演作『月曜日のユカ』が有名なほか、2007年放送のドラマ『花より男子2』で幅広い世代に知られています。
2012年には芸歴50周年を迎えましたが、最近はあまりテレビで見かけなくなりましたね。
一時期は死亡説も囁かれていましたが、80歳を迎えた今でもご健在で映画の主演も務められているようです!
誰もが知るベテラン女優は2023年現在どのように過ごしているのか、仕事から私生活まで解説していきます。
目次
加賀まりこ、コ◯ナ禍で目撃された美マスクスタイル!
出典元:Newsポストセブン
加賀まりこさんの様子を確認できる最新の画像はコチラ。
2015年以降、ドラマや映画で見かけることが少なくなった加賀まりこさんですが、2020年5月下旬にお出かけしているところを目撃されています。
コ◯ナ禍のマスク姿で目撃された画像ですが、プライベートでの装いも様になっていて芸能人のオーラがにじみ出ていますね!
目撃された当時で76歳で女優としてのテレビであまり見かけなくなったあとの画像ですが、人前に出る機会が少くなった今もその魅力は失われていないように見えます。
最近の活動
女優としての活動が少なくなったように思える加賀まりこさんですが、2021年には映画の主演を務めるなど現役の女優として活躍されています。
また、ダウンタウンDXなどのバラエティ番組にも出演されています。
54年ぶりの映画主演。自閉症の子供と過ごす日常を演じる
画像出典:YouTube
2021年には、映画『梅切らぬバカ』で主演を務めています。長年、女優として活動してきた加賀まりこさんですが、主演を演じるのは1967年公開の『濡れた逢いびき』以来、実に54年ぶりとなります!
ドランクドラゴン・塚地さん演じる自閉症の息子(忠)と過ごす、人間模様と描いたストーリーが話題になりました。
同映画は、日本の若手映画作家を育てる「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」の一貫として選出された映画だそう。はじめは地域限定で公開された作品でしたが、口コミで評判になり、全国の映画館で公開されることになりました。
加賀まりこさんが主演を引き受けた理由について、ご自身の境遇を重なる部分があったことから出演を引き受けたそうです。
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加賀まりこさんは、59歳のときから現パートナーの演出家・清弘誠さんと事実婚の生活を送っており、清弘誠さんには40歳になる自閉症のお子さんがいらっしゃいます。
身近に自閉症をもったお子さんがいることから、今回の映画で伝えられるものがあると感じたのかもしれませんね。
監督の和島香太郎さんは、脚本を書くときに加賀まりこさんに何度もチェックしてもらっていたそうで、加賀まりこさんは息子へ「ありがとう」と伝えるシーンを作ってもらうようにアドバイスしたそうです。
撮影後の完成報告会では、いざそのシーンの撮影になると思いがこみ上げ過ぎてしまい何回も撮り直しになったと語っています。それだけ思い入れのあるシーンになったようですね。
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一方、記者から息子とのハグシーンについて
「忠さん(塚地)の体は大きかったですか?」
と聞かれると
「分厚かったね~」
「手が回んなかったの(笑)で、ちょっと驚きましたね」
と答え、笑いを誘いました。
バラエティ番組にも、ときどき出ている
2022年に入ってからは、バラエティ番組の特番を中心に出演されていたようです。
- 1月5日放送・テレ朝『くりぃむクイズ』
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年始のクイズ番組へ出演したときの様子。番組内ではなかなかの毒舌っぷりを発揮されています(笑)
- 9月15日放送・日テレ『ダウンタウンDX 大御所芸能人大集合SP』
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番組内で、ダウンタウンは松本派だと語る加賀まりこさん。過去に同番組へ出演したときに、収録で疲れたと言ったら松本さんが楽屋までおんぶしてくれたエピソードを語りました。
- 10月27日放送・テレ朝『ニンチド調査ショー 2時間スペシャル』
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世間からの認知度を取り上げる番組ですが、加賀まりこさんは10代にあまり知られていないようですね・・・。
1960年代から小悪魔な美人女優として活動してきた加賀まりこさんですが、街角インタビューによると若者の間では『花より男子2』(2007年放送)で演じた“道明寺の母”として知られているようです。
麻雀の腕前を披露
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ドラマ出演が少ないわりに、BSフジなどで放送される麻雀番組にときどき出演されいるため、一部の人からは”麻雀おばさん”と思われているようです・・・(笑)
趣味で麻雀をしているという加賀まりこさん。小さい頃から年上の兄が友達と麻雀をしているのをヒザに乗せてもらいながら見ていたそうで、その腕前は芸能界トップレベルなんだとか。
2017年に開催された「麻雀最強戦2017・著名人代表決定戦豪運編」では見事優勝しており、現役プロも参戦するファイナルトーナメントへ進出されています。
ファイナルトーナメントではプロを相手に敗れたものの、芸能界トップの腕前であることは間違いないでしょう。2021年を最後に大会からは引退されたようです。
出典元:Twitter
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現在は事務所を独立しセミリタイアへ
出典元:スポニチ
長年、有限会社活動屋という芸能事務所で活動していた加賀まりこさんですが、2020年放送のドラマ『やすらぎの刻~道』を最後に事務所を退社し、独立されています。
独立の理由「バリバリ仕事するわけでもないから」
独立した理由について、仕事を選んでセーブしていく中でひとりで動くほうがいいと感じたので独立を選んだようです。
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別のインタビューでは、事務所に所属していたころから作品やギャラ交渉は自ら行っていたとも語っています。CM契約など面倒な手続きをお願いしていただけで、現場へは一人で出向いていたそうです。
33歳から20年間はマネージャーをつけていたようですがその方が辞めてからは一人で活動しているそうで、他人とずっと一緒に動くのは苦手なようです。
仕事を減らしたことで面倒な手続きも少なくなり、事務所に所属する理由がなくなったのでしょう。
お墓を購入して”終活”を静かに進めている
出典元:いいお墓
女性セブンによる知人へのインタビューによると、加賀まりこさんは東京都台東区の谷中霊園にお墓を購入しているほか、日本尊厳死協会の会員になったりと人生の終わりへ向けた終活を進めているそうです。
加賀まりこさんが購入した谷中霊園は、徳川慶喜を始めとする歴史的偉人や著名な政治家が眠っているそうで、そのお墓を見ようと多くの巡礼者が訪れています。
日本尊厳死協会は、尊厳死の意思表示について登録管理している団体で、ご本人が何も話せなくなったときに延命治療を断る意思が示せるようにあらかじめ登録しておくことができるようです。
人生の終え方について、なかなか向き合いづらいことのようにも思えますが、加賀まりこさんはご自身の考えを持って準備をされているようです。
同居していた姉がきっかけ?
80歳を目前に終活をはじめた理由は、姉が亡くなったことがきっかけかもしれません。
加賀まりこさんには年の離れた兄姉がいて、現在のパートナーと出会ってからもずっと一緒に暮らしていたのですが、2021年のインタビューで姉が亡くなったことを明かしています。
悪口を言い合える中で元気だったようですが、話し相手の姉が亡くなったことで自身も最期を意識するようになったのかもしれませんね。
神楽坂の実家で兄夫婦と暮らしている
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加賀まりこさんは、幼いころから暮らしているという神楽坂の実家を改装して、兄夫婦と2世帯で暮らしているようす。
演出家のパートナーがいらっしゃる加賀まりこさんですが、兄は松竹芸能のプロデューサー、姉(故人)も文化放送に就職しており兄弟はみんな裏方のようです。
家族仲が良くて、1人暮らしをしたときも楽しいと思えなかったことから、ずっと実家で暮らしているようですね。
芸能関係者の一家ですから話も合うのでしょう。ご兄弟も実家を出ずに暮らしていることから仲の良さがうかがえます。
世間の声
加賀まりこさんについて、ネット上では今でも顔がキレイ!といった声が目立ちます。
出典元:Twitter
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昔と顔の輪郭が変わっていないという声が見られます。スマホひとつでいくらでも補正がかけられる時代。そんな技術もない時代から、美貌を保っているのはすごいですね!
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小悪魔から知的な印象に変わったという声も。バラエティのクイズ番組でも若手の出演者に引けをとらないようですし、元気に活躍する加賀まりこさんの姿は多くの女性にとって希望になりそうです。
この記事では、加賀まりこさんの現在の様子を解説してきました。
女優業からゆるやかに引退しつつも、趣味の麻雀を楽しんだりバラエティ番組にときどき出演したりと自分のペースで芸能活動を続けているようですね。
- 2021年にドランクドラゴン塚地・出演の映画で主演を務めている
- 女優の活動を減らしつつ、ときどきバラエティ番組や麻雀番組へ出ている
- お墓を購入。人生の終わりを意識した終活をしている
- 芸能関係で働いている兄夫婦、事実婚のパートナーとともに実家で暮らし
最後までご覧いただき、ありがとうございました!